直腸がんが転移した場合の治療法
大腸がんや直腸がんの手術の際に肝臓、肺などへの転移が見つかった場合、完全な切除が可能であれば肝臓や肺の一部も切除します。
完全に切除できない場合は、抗がん剤投与や放射線療法などの化学療法が行われます。
また、直腸ががんで塞がってしまう可能性がある場合は、大腸を腹壁の外に出して人工肛門を作る手術を先に行います。
■化学療法
化学療法は、抗がん剤を投与してがん細胞を死滅させる治療法。
飲み薬を服用したり、抗がん剤を点滴する方法があります。
手術後に再発の可能性がある場合は、予防のためにも行われます。
■放射線療法
放射線療法は、がんのある部分に放射線を当ててがん細胞を小さくする治療法。
手術前に放射線を当てて、切除範囲を小さくするために行われる場合もあります。
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