直腸がんの手術・治療方法
直腸がんの治療方法には様々な種類があり、病気の進行状態や転移の状態によって決定されます。
■内視鏡的切除術
大腸ファイバーを挿入し、金属製のワイヤーに病変をかけて電気を流して焼き切る方法。
ワイヤーをかけることができない広範囲にあるがんは、電気メスを使って切る方法(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)が行われます。
大腸の粘膜下層だけを切除するため、早期がんで転移していない場合に行われる治療法です。
■経肛門的切除
肛門から直接、直腸の中のがんを切除する方法。
転移していない早期がん、肛門から近い位置にあるがんの治療に行われる手術です。
■直腸切開術(前方切開術)
肛門から離れている位置にあるがんであり、肛門機能を残せる場合に行われる方法。
直腸と直腸の周りにあるリンパ節を切除して、残った直腸とS状結腸を繋ぐので排便は普通に行えます。
転移の可能性のある早期がん、進行がんの場合に行われる手術です。
開腹手術と腹腔鏡下手術の方法がありますが、主に患者への負担が少ない腹腔鏡下手術が行われています。
■直腸切断術(マイルス手術)
肛門から近い位置にがんがあり、肛門機能を残せない場合に行われる方法。
直腸、直腸周囲のリンパ節、肛門を切除し、腹壁からS状結腸を出して人工肛門を作る手術です。
肛門近くに転移の可能性がある場合に行われます。
■自律神経温存手術
直腸の周りには自律神経がありますが、通常の手術では自律神経を温存するように手術が行われます。
しかし、がんが進行してしまうと自律神経を一緒に切除する必要があります。
自律神経が無くなると生殖機能、排尿機能に障害が出ます。
そのため、切除の代わりに放射線治療が取り入れられる場合もあります。
■骨盤内臓全摘出
直腸がんが膀胱、前立腺、精嚢、子宮、膣などに転移している場合、直腸とこれらの臓器を切除する手術が行われます。
手術では尿と便を出すための人工肛門も一緒に作ります。
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