直腸がんとは
直腸がんとは、大腸や直腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。
直腸は大腸の一番最後の部分にあり、約15センチの長さがあります。
本来、日本人には大腸がんにかかる人が少なく、胃がんの患者さんの方が多くいました。
しかし、最近では40代から60代の男性に大腸がんや直腸がんが急激に増えています。
大腸がんや直腸がんが増えた原因は、食生活の欧米化(肉食中心)などの生活習慣が大きく影響していると考えられています。
便秘、不規則な生活、肥満などは大腸がんの原因になると考えられているので、生活習慣を改善させることが予防に繋がります。
大腸がんの中で最も多いのは、「直腸がん」と「S状結腸がん」です。
直腸がんは肛門の近くにあるため、進行すると排便機能や排尿機能、生殖機能を失ってしまう可能性があります。
しかし、早期発見ができて適切な治療を行うことができれば、完治させることも可能。
そのため、定期的な検診が大切になってきます。